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明誠ニュース

2010年 森林保全活動ボランティア

明誠グループは、「人を大切にし、良き地球市民として行動する」という社会貢献活動理念のもと社会貢献活動を積極的に行っています。

活動の一環として、平成22年8月27日(金)森林保全活動ボランティアに行ってきました。東京都西多摩郡檜原村「中央区の森」でNPO法人「里山再生塾」の指導の下での下草刈と間伐のボランティアでした。

 

作業は、午前からスタートするため、朝の7時45分に新宿集合、みんなバスに乗り込み出発しました。「中央区の森」までは首都高速を使っても片道が2時間以上かかりましたが、少し到着が遅れるぐらいで無事に着くことができました。

 

道路の脇に作られている小さな広場でバスを降りると、外は35度を超える炎天下でした。そこで里山再生塾の方々と合流、代表の山嵜さんのご挨拶の言葉をいただいた後、注意事項の説明、班分けが行われて作業がスタートしました。

 

 

午前の作業は、植林した山に茂っている、人の背丈ほどもある雑草の草刈でした。「作業中は定期的に水を補給してください」「葉の裏にはハチがいる場合があるので注意してください」などの注意事項に「疲れても鎌を振り回さないように」というものがありました。その時は「子供じゃないのだから振り回さないよ」なんて、みんな思っていました。

 

大きな鎌を持ち、傾斜が何度あるのだろうと考えてしまうほどの作業場所に向ました。足元は、刈られた草が敷き詰められたような状態なので、靴底がしっかりしたものを履いてきたつもりだったのですが、油断するとツルッと滑ってしまいます。滑らないように足を踏ん張りながら登っていきました。

 

 

 

作業場所に着くと、生い茂る雑草を切っては倒し、切っては倒しとしていきました。鎌の刃を雑草に根元に当てて一気に引くと、面白いように刈ることができました。しかし雑草の中に埋もれている、植林された木まで刈ってはいけないので気をつけながら作業を進めました。

 

 

 

作業時間は、1回目が30分、5分ぐらいの休憩を挟み、2回目といった形で休憩をとりながら行われました。

 

1回目の作業の前半は、元気いっぱいでしたが、20分もすると斜面で踏ん張っている足は疲れ、鎌を振る腕には力が入らないようになっていました。たったの30分の間に大量の汗によって服はびしょ濡れ状態でした。

 

 

しばしの休憩をとり、2回目の作業を開始した時には、はじめから足が痛いです。腕が震えていて力が入りません。そんな状態でも、なんとか15分間は乗り切りましたが、残りの15分間は体が思うように動きませんでした。

 

 

自分では丁寧に鎌を振っているつもりですが、少し振り回しているような感じになりました。注意事項の「疲れても鎌を振り回さないように」は、ワザと振り回さないようにではなく、「疲れると鎌を振る腕を制御するのが難しくなりますが、振り回さないようにしてください」ということなんだと理解できました。

何とか午前中の草刈作業を終え、震える足を意識的に動かして、疲労がMAXの状態で作業場所をおりました。

 

 

本当であれば、草刈は1時間半が予定されていましたが、到着が遅れたため30分短くなりました。到着が遅れたことを本気で感謝したのは、この社内行事ニュースを書いている私だけではないはずです。それぐらい体力を使いました。

 

昼食では、里山再生塾の方にいのしし汁をご馳走になりました。汗をいっぱいかいているので味噌の塩分が口の中に心地よく、いのししの肉も淡白でとてもおいしかったです。

大きなお鍋に沢山用意していただいていたのが、あっという間に無くなってしまいました。

 

 

 

昼食休憩を1時間程度とった後は、間伐作業を行いました。

※間伐とは、植林した杉やヒノキがある程度育つと、木々の密度を調整するために成長不全の木を切り、残された木が健全に育つようにするための作業です。(定性間伐)

間伐された木は、建築やパルプ、家具などの用途の他、エネルギー利用などに活用されます。

 

先ほどの下草刈作業場所から少し移動して、植林された杉やヒノキが成長している山での作業でした。これから、この山に登って2時間半の地獄が待っているのかと、みんなが山の麓で考えているうちに間伐作業が始まりました。

まずは、登って5分ぐらいの作業場所に歩いて登りました。

 

 

作業場所に着くと指導員が間伐する木を選んでくれ、間伐のやり方を指導してくれました。間伐のやり方ですが、

①間伐する木を見つけ、どの方向に切り倒すか決めます。

②木の根元にノコギリで水平に切り目を入れます。切り目は、切り倒す方向に入れて、切り目の深さは幹の中心まで入れます。

 

 

③切り目を入れたら、切り目の上部をナタでそぎ取ります。この時、そぎ落とされたヒノキの香りがとても良かったです。

④決めた方向に倒すために、木の上部3mぐらいの所にロープをかけます。

 

 

⑤木を倒していくのですが、一人が木の根元をそぎ取った方向にロープで引っ張りながら、もう一人がそぎ取った反対側にノコギリで切れ目を入れます。

 

 

 

⑥木が倒れるまで⑤を行います。

簡単に説明するとこのような作業の繰り返しになります。

 

間伐される成長不全の木でも倒れる迫力は中々のものでした。各チームが3~4本の木を切り、それを4mの長さに切り分けて麓に降ろしていきました。

 

 

もちろん、すべて手作業でした。

切り分けられた木を降ろすのも機械を使いません。木を降ろす方向に立て、そして倒す。これを繰り返して麓まで降ろしていきました。

 

 

はじめは、立てた木を倒す時にストレスが一気に発散されるような感じが心地よいのですが、それも5回を超えると腕の疲れの方が大きくなり、心地よいなどとは言っていられなくなりました。腕が震えだし、木が持ち上がらなくなってきました。そんな状態で何とか麓まですべての木を降ろし終えた時の達成感はとても清々しいものでした。と、書きたいのですが、現実はやっと終わった~という気持ちでした。

 

みんなが山を降りて広場に集合、里山再生塾の方々にお礼を言い、スタッフ同士で労をねぎらい合いました。その時に里山再生塾の方からルバーブという野菜から作ったジャムを試食させていただきました。ルバーブは野菜なのですが、ジャムにすると適度に酸味があり、フルーツのジャムのようなおいしさでした。

 

ルバーブとルバーブジャムのお土産をいただいた後、バスに乗り込み、新宿を目指してバスが走り出しました。バスの中で、今日の体験について、みんな色々と話をしていたのですが、1時間ぐらい経つとほとんどの人が寝ていました。

 

とても、疲れる大変な体験でしたが、普段、自然と接する機会や体を思いきり動かすことが少ないため、今回の経験は、スタッフ全員にとって最高の機会になりました。

また、実際に間伐作業をお手伝いさせていただき、地球温暖化等の自然環境の在り方を見直す貴重な経験をさせていただきました。その他にも普段では経験のできない木を切った直後のヒノキや杉の香りなどは、想像以上のものでした。