チェコで開催されたインターナショナルカンファレンスに参加した。
チェコは自動車や自動車部品、電子機器などの製造業が主要産業であり、首都プラハにある現地法人では、自動車会社の監査や隣国ドイツからのリファーラルワークを展開しているとのことであった。

カンファレンスの今回のテーマは「Innovate, Collaborate, Elevate」である。
昨今、AIやデジタルトランスフォーメーション（DX）が進む中で、イノベーションは企業の成長に不可欠な要素となっている。しかし、イノベーションを実現するためには、全員がその重要性を理解し、協力し、努力することが必要である。特に、改革する側と巻き込まれる側ではしばし温度差がある。なぜ今必要なのか、どんな影響があるのか、双方で明確なコミュニケーションと相互尊重が成功の鍵となりうることを理解した。
次に、コラボレーションの重要性である。改革には部門やチーム間での協力が求められる。効果的なコラボレーションには、時代が変わってもお互いを尊重する姿勢が欠かせない。共通の目標を設定し、それに向かって協力することで、より良い成果を得ることができるはずである。
そして最後に、エレベート（向上）の必要性である。エレベートには、新技術の導入や既存の方法の見直しが含まれる。持続的な改善を追求することで、企業全体の競争力を高めることができるが、やはりこれにも社員全員の協力が必要である。

今回のカンファレンスを通じて、我々は新しい自動監査ツールの導入について検討する機会を得たが、これらの原則を実践することで、持続可能な成長を達成できると確信している。そして、時代が変わっても、人とのコミュニケーションの大切さを忘れず、常に進化し続けることが重要だと考える。